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2026.09.07

部品交換は買いか切りか 部品交換から見た舟券への影響

ボートレーサーたちはひとつでも上の着順を目指して、レース前の調整には余念がない。現代ボートはプロペラ調整が主流で、本体整備にあたる部品交換はあまり行われない。しかしファンにとっては、どういう調整をしたかを知る機会は選手コメントと部品交換の発表しかない。

機力上昇を狙って行ったであろう部品交換は、舟券的にはどうなのか。データを取ってみた。

まず単純に部品交換の有無を比較すると、部品交換は18,404件あった。なしは312,220件なので、約5.6%の選手が部品交換を行っている。

部品交換をした選手の1着率は14.7%。交換なしの場合は16.7%なので、比較すると2%も下がってしまう。2・3着率も同様に微減するので、基本的に“下げ”の要素として捉えて問題ないようだ。

部品別でみると、一時「爆発力が上がる」と評判になっていたピストンリング。その交換回数は桁違いの1万回超え。交換したレースの1着率は15.2%と交換なしとの比較ではやや下がるが、キャリアボデー、シリンダー、クランクシャフトなどは1着率が11%〜12%と大幅に下がるので、リング交換は比較的好成績を残しているといえる。

もちろん部品交換後に気配が上向くケースは大いにあるものの、トータルデータでは厳しいものとなった。部品交換の選手を見かけたら、少し評価を下げて舟券作戦を練るのがいいようだ。