ボートレースとは、6艇で1周600mのコースを3周し、着順を競う競技です。
この出走数は、公営競技の中では最も少なく、予想が的中する確率が高い競技としても知られています。
また、レースに出場する6艇には、それぞれ番号と色が決められています。
レースの流れを、予想のポイントと共に順番に追っていこう!
レースに出場する6艇が、出走の合図と共に、待機している「ピット」から一斉に飛び出す、これを「ピットアウト」といいます。
ピットアウト後、スタートするまで、各レーサーはそれぞれの作戦に合ったコースを狙って駆け引きを行います。これを「待機行動」といいます。
有利と言われるインコースは、艇番が若いほど取りやすくなっていますが、コース取りは早い者勝ち。ピット離れで遅れると、1号艇でもアウトコースになってしまうこともあります。
スタートコースが確定すると、全艇一列にならんでのスタートではなく、各々自由に助走し、決められた時間内にスタートラインを通過する「フライングスタート方式」でレースが始まります。
スタートラインの通過が他艇より速ければ速いほど有利ですが、決められた時間より前に通過すると「フライング(F)」、1秒以上遅れて通過すると「出遅れ(L)」となり、そのレースは欠場※となるだけでなく、一定期間レースへの出場が停止させられるなど、重い罰則が科せられてしまいます。
※欠場艇に関する舟券は全て払戻しされます。
ボートレースの醍醐味は、なんといってもスタート直後の第1ターンマークでの攻防です!
後ろに走っている艇は、前を走る艇の引き波※の影響を受け圧倒的不利になるため、全6艇が誰よりも先に旋回しようと得意技を駆使して挑みます。